関数型まつり：新たな関数型プログラミングのテックカンファレンスを開催します！

こんにちは！関数型まつり 運営チームの池田です。 このたび、ScalaMatsuriが進化し、新しい関数型プログラミングのカンファレンス「関数型まつり」を開催することをお知らせいたします！🎉

関数型まつりとは？

関数型まつりは、プログラミングにおける「関数型」の思想や技術にフォーカスした新しいテックカンファレンスです。 言語に限定されることなく、あらゆるプログラミング言語の壁を越えて、関数型プログラミングというものについて広く学び共有する場です。たとえば、あなたがHaskellを愛する開発者でも、JavaScriptで関数型っぽく書いているフロントエンドエンジニアでも、あるいは「関数型って興味あるけどよくわからない」という初心者でも、きっとこのイベントで新しい発見があるはずです。

イベント詳細

• イベント名 関数型まつり

• 開催時期 2025年夏頃

• 開催場所 都内

なぜ「関数型まつり」を今やるのか？

関数型プログラミングは難しい・とっつきにくいといったイメージがあるかもしれませんが、今や多くのプログラミング言語が、関数型プログラミングに影響を受けた言語機能やプログラミングスタイルを取り入れるようになってきています。

たとえば：

• JavaScriptやTypeScriptでは、map や reduce といった高階関数が普通に使われています。
• JavaやC#などのオブジェクト指向言語にも、Stream APIやLINQといったコレクション操作の機能が取り入れられて、宣言的に配列やリストなどを操作できるようになっています。
• 最近ではPythonやC#、Javaでもパターンマッチが導入され、より宣言的に制御フローを記述する事ができるようになりました。
• Scala, Kotlin, Swift, Rustなど、近年までに登場した有名な言語に限ってもデフォルトで不変性(イミュータビリティ)を前提としたプログラミングがしやすくなっています。

これらは、もはや「関数型は特別な人のもの」という時代ではなく、「みんなが使っている基本的な考え方」になりつつあることを示しています。

ただし関数型というアイディアは言語を超えて広がっていますが、個々の言語の枠を超えた大きなイベントが国内で開催されることは近年なかったようです。

「関数型まつり」は、様々な背景の方々が関数型プログラミングを通じて新しい知見を得て、交流ができるような場を継続的に提供することを目指しています。

言語を超えたつながりが、ここにある

このイベントは、これまでScalaMatsuri（プログラミング言語Scalaのカンファレンス）を運営してきたチームが、新たなコンセプトのもとで企画・運営しています。

ScalaMatsuriでは国内外のScalaコミュニティをつなぎ、多くの知見や交流の場を提供してきました。そして今回の「関数型まつり」では、Scalaに限らず、すべてのプログラミング言語に関わる「関数型」というテーマに焦点を当てています。このテーマを通じて、多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まり、新しいアイデアやつながりが生まれる場を目指しています。

たとえば、こんな方々が集まることをイメージしています：

• いわゆる関数型言語(Haskell, OCaml, SML, Scala, Clojure, Elixir, Elm, etc.)が好きな方、仕事や趣味で扱っている方
• 言語を問わず関数型プログラミングについて学びたい/実践したいという方、すでに学び実践している方
  • JavaScriptやTypeScriptでReactやVue.jsを使ってリアクティブで宣言的なWebアプリケーションを開発していて、より良い設計を学びたいエンジニア
  • Javaでラムダ式やStream API (※Java 8で導入された主要な新機能)が気になっているが、まだ使えていない方
  • Pythonを使ったデータ分析で、DAGを活用してより効率的にデータ処理をしたいデータエンジニア
  • 最近までに日本語化された関数型に関する書籍『関数型ドメインモデリング』や『なっとく！関数型プログラミング』を読んだことがある、読みたい方
• 関数型プログラミングや関数型言語の理論的な側面の探求が好きな方

このような多様な参加者が意見を交換し、新しい発見を得る場となること。そういった場を目指しています。

関数型まつりのセッションについて

関数型まつりは、関数型プログラミングに関する新しいトピックや興味深いセッション、ハンズオン、ディスカッション、そしてネットワーキングの機会を提供する予定です。初心者から上級者まで、すべての参加者にとって価値のある体験を目指しています。

今後、基調講演のスピーカー情報やセッションの募集開始、チケット販売などの情報を随時公開していきますので、ぜひご期待ください！

「関数型まつり」でどんな発表を聞きたいですか？

関数型まつりでどのようなテーマの発表に興味があるか以下のフォームより教えてください。

関数型まつりのプログラム内容を考える上で、アンケート結果を活用させてもらいます。

後日集計結果を公開したいと思います。

サポート・スポンサーの募集

関数型まつりの開催には、みなさまのサポートが必要です！現在、イベントを支援していただけるスポンサー企業を募集しています。関数型プログラミングのコミュニティを一緒に盛り上げていきたいという企業の皆さま、ぜひご検討ください。

スポンサープランの詳細は、2025年初頭に公開を予定しております。

ご興味をお持ちの企業様は、ぜひお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。後日、担当者よりご連絡を差し上げます。

関数型まつりはあなたを待っている！

もし「関数型って難しそう」と思っているなら、ぜひ一度足を運んでみてください。「関数型プログラミング」の魅力や面白さ、そして日々の開発に役立つ知識を得ることができるはずです。初心者も熟練者も、みんなが新しい学びとつながりを持ち帰れる場を目指しています。

今だからこそ、「関数型プログラミングのカンファレンス」がめっちゃ面白い。その理由をぜひ、関数型まつりで体感してください！

最新情報は公式ブログやSNSで発信していきますので、ぜひフォローをお願いいたします！

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

Let's enjoy functional programming together! 🎉